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特別なことをやめると自然になります。
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プロフィール

差取り塾

Author:差取り塾
社会の中で地に足をつけて活きるという事を突き詰めると、思考を超えた合理性を帯びるようになります。

自覚をする事によって
その人の内面が変化していく。
入塾して2年半、
ご多分に漏れず、わたしもそうです^^

では、
自覚をしている人間が家族の中に一人いたら
その周りはどうなっていくのでしょう?
誤解される事を恐れずに
実際に起こった事をそのまま書いてみようと思います。


わたしの娘は現在小学校3年生。
わたしが自覚を始めた当時、娘は小学校1年生でした。
以前から娘が他の子とは違う、
母親であるわたしの持っている感覚と娘のそれとのズレを懸念していたのですが、
小学校に入学して、授業の内容がむずかしくなるにつれて
明らかに娘が困っている様子が出てきました。
専門家に相談し、娘にテストを受けてもらい、
娘が短期的に物事を記憶する事(ワーキングメモリー)が極端に苦手だという事が分かりました。
一般的に発達障害と表現されます。

具体的な例を挙げると
「3・9・13」という3つの数字を覚えて反復する事が苦手です。
「3、、、、9、、、、、」と記憶をたどって頭の中で覚えた数字の形を言葉にしているうちに
記憶がどんどん薄れて、最後の「13」は記憶から抜け落ちる。
記憶を短期間の間、脳に留まらせる事が苦手なのです。
何かに夢中になると他の事は忘れてしまいます。

小学校の担任の先生から
「何かを思い立つと授業中に突然、教室から出ていく」
「算数ドリルが出来ない。途中から鼻歌を歌いだし、その後は授業を全く聞けない」
「お友達の名前が覚えられない」
など指摘を受けました。

この頃のわたしは子供の事で不安がいっぱいでした。

そんな中で、
差取り塾で自覚を学び、ただ自分の中を見ていく。
月に数回スカイプ勉強会に出て
「この数日はこんな感じでした」とシェアし具体的なアドバイスを頂き、
また自覚をする。その繰り返しをしてきました。
「わたしを観る」事に必死な2年半だったと思います。


初めは自分の中の表面的な考えに気が付くことが多かったです。
娘の勉強を見る時に起こるイライラする衝動など(^_^;)
でも途中からイライラする事に違和感が出て来て
あれ?なんだ?と(笑)

そのうち、自分の奥にある本音のような考えが見えてきました。
自分が心配や不安な気持ちに心が揺れるのが嫌だから娘の現状から目を背けたい気持ちや
「お前の躾が悪い、子育てぐらいちゃんとやれと責められるんじゃないか」という家族からの視点に対する怯え。
「この子はこれから先もずっとこうだ。わたしの人生はお先真っ暗だ。」という見えない未来に対する思い込み。
沢山の考えがイライラの前に在ったのです。
想像して掘り下げていくのではなく
ありのままに自分を見ていったらそこにあるのに気が付いたといった感じです。

そして子供がわたしを困らせているのではなく
わたしがその状況に対して考えを作りだして、問題だと決めつけてるという事が
体感を伴って理解できました。

以前のわたしは、
子供と接する時に無意識にいつも
「こうなって欲しい」という期待を持っていました。
相手をコントロールしようとする意図のような物です。
娘の話をよく聞いているつもりでも
娘の表情や、話をする言葉や内容に表れていることを
自分の都合の良いようにずいぶんと湾曲して受け取っていました。
「娘をそのまま見る」ことが全く出来ていなかったのです。



数か月前に面白い事が起こりました。

2年生後半から量が増えて画数の多くなってきた漢字の暗記に追いつけず、
テストで10点台を連発する娘に
朝晩に一緒に漢字の復習をしたり、
漢字の成り立ちを解説してる漫画を読ませたりしていたのですが
それでも、朝に書けていた漢字が昼間のテストではほぼ書けず、
という事を繰り返していました。

そんなある日、二人でベットに寝ころび、
自分の考えを脇に置いてわたしを観ながら
娘の話をよ~くまるごとそのまま聞いて会話をしていると
「漢字は覚えなくていいんでしょ。きれいに書いたら先生が花丸くれるし」(!?)
と言い出し、
「漢字は覚えるのが大切。きれいに書くのはお習字よ~。覚える8割。きれいに書く2割。」と伝えたら
「え~~~!!」と目を見開いて、しばらく壁を見つめて無言で固まっていました(笑)
私も拍子抜けしましたが、
娘も今までの事に合点がいってスッキリした様子でした。
その日から突然、
漢字テストが10点→93点→100点とジャンプアップしました。


「覚える事を理解する」
そこで起こった事を文章にするのはとても難しいのですが
娘はその日以降、
ダメダメだった他の学科でも高い点数が取れるようになり
テストの途中で遊び始める事も少なくなり
クラスメイトの名前を覚えると自ら言い出し
朝の用意が自分一人で出来るようになり
落とし物はなくなり、妹とのケンカも減り
そして本人はというと、今までと変わらずにのびのびと楽そうに過ごしています。

その変化を近くで見ていると
「器が広がった」という言葉が浮かびます。
日常生活で不得意な事はまだありますが
「勉強する、覚える」ということが今は娘の範疇にあるという感じです。

娘の可能性を「信じていた」訳ではありません。
自分の中にある娘への期待を否定し押さえつけた訳でもありません。
娘に対する考え、日常の中で起こる考えに気が付き、
その考えを在るようにしているわたしを観る。
ただ、そうやって日々を過ごしてきました。

入塾当初、子育てのアドバイスを求めるわたしに、
明人さんが「お子さんの邪魔をしない事、それだけですよ^^」
とおっしゃってくださいました。
こうして振り返ってみると、結果的には、そのようになっていたのだと思います。



文章が長くなってしまいました。
拙い文章ですが、読んでくださった方が、
何かを汲み取ってくださると嬉しく思います。

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2017/12/30 12:00 塾生ブログ記事 TB(0) コメント(-)
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